2023年6月に兵庫県・西宮で生まれた小さなライティングオフィス、unico works(ユニコワークス)。
ブログ運営やwebライティングなどネットの世界で活動してきたfuwariさんが「オンラインとオフラインの境目をなくしたい」「これから地元になっていく西宮のお役に立ちたい」と立ち上げたライティングオフィスだそう。
「unico works」という名前に込められた想い、どうして「西宮」だったのか。
unico worksアシスタント・hanaがインタビューしてきました。
- name : unico works(ユニコワークス)
- place : 西宮の小さなお部屋
- open : ご連絡はいつでも
- holiday : 不定休
- contact : 下記より
- site : unico works
インタビュー記事のサンプルとして、ユニコワークスのエピソードをお届けします!
2つの意味が込められた「unico works」
ーー早速ですが、unico worksという名前の由来を伺ってもよろしいでしょうか。
はい。unico worksには、大きくは2つの意味を込めています。
ひとつは「unico」を「uni」と「co」に分けて、ライティング活動で実現したいミッションを表しました。
「uni」は英語の接頭語で「ひとつの」という意味が、「co」も同じく接頭語で「共に」という意味があります。
webライティングは、ものすごく簡単にいうとクライアントさんの代筆屋さん。クライアントさんの理念や想いを実現するという大きな一つの目的があるので「想いに寄り添って一緒につくり上げたい」という発想から思いつきました。
もうひとつは、実は手塚治虫のマンガの「ユニコ」から名前をいただきました。
ーーユニコ、ですか?
知らないですよね。笑 同世代の家族も知らなくて、最近ショックを受けてたところなんです。
ユニコーンのキャラクターで「当時大好きだった」というわけではないんですけど、なぜかずっと印象に残ってたんですよね。
それで最近調べてみたら、ユニコは「人のことを幸せにする力を持ってる、でもその力を発揮できるのはお互いに愛し合っている人だけ」と出てきて。これだー!と思いました。
「愛し合ってる」というと深い言葉ですが「信頼しあってる」に置き換えると、ビジネスでもしっくりくるなあと思って。
ビジネスはやっぱりお仕事であって、ボランティアではない。お仕事をやりとりする上で信頼関係ってわたしにとって大切な価値観のひとつなんですよね。
相手のことを信頼したいし、信頼してもらえる自分でいたい。信頼される自分でいられるように、相手に仕事で喜んでもらえるように誠実に頑張ろうっていう自分への約束の想いも込めて「ユニコ」をいただきました。
ブログ仲間の励ましがきっかけで
Webライターの道へ進んだ
ーーご自身でブログ運営もされていたとのことですが、なぜ「代筆屋さん」であるwebライターをしようと思ったのですか?
はい。今も細々とブログ運営を続けていて、それはそれで楽しいんですけど。3年前にブログを運営を始めてから、何度も壁に当たってはよく悩んでいたんです。
ひとつのサイトを作ろうと思うと、本の目次を作るみたいに全体の構成を考えてカテゴリーを分けたり、どこにどんな記事を置こうって考える必要があるんですけど、わたしはそれがすごく苦手で。
つくっては、なんかうまくいかない、で、また設計からやり直してっていうのを繰り返してて、1年経っても作りたてのサイトみたいな形しかできなかった。同時期に始めた周りはうまく回り出してきてた頃で、勝手に劣等感を感じてしまったり。
現状を打開しようとWebライターを始めてみたものの、何しても中途半端な気がして、そんな自分に嫌気が差していました。
もうやめちゃおうか、と思ったときに、ブログ仲間の一人がわたしの異変に気づいて声をかけてくれたんですね。
で、その方に相談に乗ってもらっていると「書くことは上手だよ!」と言ってくれて。すごく救われた気持ちになったんです。
そこで、自分の得意なことを伸ばしていこう、それで誰かのお役に立てるなら自分にとってもすごく嬉しいことだな、と思って、活動の主流がwebライターになりました。
それがずっと続いて「悩んだり泣いたりすることもありつつも、楽しくやりがいを感じる日々で今に至る」という感じです。
ライフステージの変化で
地域の役に立ちたい気持ちを再確認
ーー経験の中で転機があったんですね。では、なぜ今回は「西宮」という場所での活動を決められたのですか?
はい。ちょうど今年に入って長く続けていた本業の方の仕事を辞めて、子育てもひと段落したタイミングで。「自分のこれから」について考える時間がたくさんあったんです。
2019年に西宮に引っ越してきたんですが、とても住みやすい街で気に入っていて。これから新しい地元にしていくために地域の中で何か役に立ちたい、という思いは前からあったんです。
そこで、わたしがライフワークだと思ってる「書くこと」を通じて、西宮の人やお店を元気にできないかと思って立ち上げを決めました。
わたしはすごく不器用な性格で「役割を使い分ける」のが苦手なので、これまでのようにインターネットの世界とリアルの世界の自分を分けるのではく、垣根を低くして、どこでも「おんなじ自分」でいれたらいいな、というのもあります。
西宮での活動はまだ始まったばかり。
焦らずゆっくりと育てていきたい
ーー最後に、これからの活動について何かあれば教えてください。
はい。西宮でお仕事はまだ始めたばかりで、何もかもが手探りな状況です。
西宮の地域webメディアで人気がある「ニシマグ」さんでライター活動もさせていただけることになったので、まずはニシマグさんを通じて、みなさまに喜んでもらえるような情報やお話をお届けできたらなと思っています。
並行してunico worksの活動としても、自分らしいかたちで「西宮の街を元気にする活動」「インターネットの中のすてきなサイトを西宮の人にも知っていただく活動」の両方ができたらいいなと考えています。
もし今後、インタビューさせていただく機会があれば、温かく迎えていただけると嬉しいです!
編集後記
インタビュー記事のサンプルとして、当サイト「unico works」に込めた思いを紹介いたしました。
上記のようなかたちで名前に込めた「想い」をインタビューさせていただき、ショップやサイトの見えなかった一面を伝えることで「明日行きたい・見たい」と思ってもらえるコンテンツづくりをしたいと考えています。
西宮のショップさま、インターネットの中のすてきなサイトにご参加いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!
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